R2年度 新人看護職員研修事業 実地指導者研修を修了しました
令和2年度の実地指導者研修は、9月から6回にわたり開催しました。
今年度の研修は、新型コロナウイルス感染症予防対策を徹底し、5回の集合研修を行いましたが、緊急事態宣言発令のため、最終日は集合研修を中止し、自己の指導場面を振り返る課題レポートに変更しました。
今年度の研修は、18名が修了しました。
第4回 10月29日(木)
第5回 10月30日(金)
講師:株式会社オーセンティックス 代表取締役 高田誠先生
研修内容:コミュニケーション力―伝える力、聴く力、知らせる力―
コラボレーション力―相互理解と相互作用―
第4,5回の講義を受け、受講者は、改めてコミュニケーションの大切さに気づき、さらにグループワークを通して、相手に伝える能力を高めていました。
第6回:課題レポート
講師:元藤沢市教育文化センター主任研究員 目黒悟先生
課題レポートにより、受講者は自身の指導場面を振り返りました。
第6回の集合研修は中止となりましたが、提出された課題レポートから、受講者は、教えることの基本である相手との丁寧な対話の重要性や、相手の反応を確かめながら自分の関わりを見直すという、新人看護師と共に実地指導者も成長することの重要性に気づけていました。
研修終了後、受講者から「自分の看護観・教育観を考える機会となり、指導の指標となった」「教えるとは何か、指導者の役割とは何かを知ることができた」という意見をいただき、この研修が自己の看護観を見つめなおすこと、実地指導者としての役割を明確にする機会となっていたことがわかりました。
新型コロナウイルス感染症の拡大が危惧される中で、感染予防対策にご協力いただきました、受講者の皆さま、講師の皆さまに心より感謝申し上げます。