修了生の声
(認知症看護)

認知症看護

今後も認知症の方が「ひとりの人」として生活できるよう尽力していきたい

磐田市立総合病院
認知症看護認定看護師
田森智美

 

私が勤める急性期病院では認知症ケア加算1を取得しており、認知症ケアサポートチームと認知症ケアリンクナースチームが連携しながら24時間切れ目のない認知症ケアの提供を目指しています。現在、私は病棟に勤務しながら、活動日を週2日頂き専任として活動しています。
活動日には院内ラウンドを行い、患者やその家族・リンクナースや病棟スタッフと、その人にとって何が最善かを考え対話をするように心がけています。困難事例はサポートチームでカンファレンスやラウンドを行い、個々の状態に合わせたケアプランを検討し後方支援をしています。またチームメンバーの協力を得ながら院内デイケアも実施しています。院内外の研修会を行い、地域との連携の強化への取り組みを始めました。まだまだ力不足ですが、チームメンバーの支えもあり活動しています。今後も認知症の方が「ひとりの人」として生活できるよう尽力していきたいと思います。

今後も少しでも認知症ケアの質の向上に繋がるように活動していきたい

社会医療法人加納岩 日下部記念病院
認知症看護認定看護師 2期修了生
望月 祟弘

 

私が所属する認知症疾患医療センターの認知症治療病棟では、多様な原因疾患により認知症の状態になった方々が入院しております。現在、認定看護師として4年目を迎え、認知症者が抱える内的世界を考えながら、行動心理症状を発症する要因のアセスメントをスタッフと一緒に行ない、認知症ケアの基本的な考え方を共有し、チームとして認知症ケアに取り組む組織づくりを病棟管理者として行っています。物理的環境の改善では、認知症者に必要な照度確保のため、すべての照明をLEDに変更し、転倒への対策として、クッション材の入った床材へ変更をしました。退院支援では、入院時から退院先を本人の意向も含めて確認し、多職種でカンファレンスを行い、療養計画を検討し支援しています。また、家族への支援としては認知症家族相談窓口を設置しました。今後も少しでも認知症ケアの質の向上に繋がるように活動していきたいと思います。

認知症看護認定看護師として地域づくりに貢献していきたい

公益社団法人山梨県看護協会
ますほ訪問看護ステーション
認知症看護認定看護師
石井啓子

 

私の働く訪問看護ステーションは、県内でも最も高齢化の進んでいる峡南地域にあります。認知症の状態で十分な介護体制が整っていない方や、一人暮らしで在宅生活の継続が難しい方が多い現状の中で、認知症の人が、住み慣れた地域で生活していくために、認定看護師として日々奮闘しています。認知症初期集中支援チームの一員として患者さんの全体像をとらえながら、できるだけ自律した生活が継続できる様に、具体的な生活支援のアプローチを提案し、地域包括支援センター、ケアマネジャー、多職種と連携してより良い支援体制を共に考えています。また、認知症の方を特別な存在としてではなく、地域の中で支えていくために、地域の専門職と共に、小・中・高校生などあらゆる年代の住民に向け、認知症の勉強会を開催しています。
認知症の人の思いやニーズを見失わないこと、介護する家族との対話を大切にすることを大事に、認知症看護認定看護師として地域づくりに貢献していきたいと思います。

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